ご挨拶

”みんなが幸せに暮らせる「住まい」づくり”

現在日本では、障がい者の数が約936万人、全人口の約7.4％、約13人に1人の割合を占め、この数は年々増加しており、いつ何時不慮の事故や病気、また複雑なストレス社会において、様々な障がいを受けるかもしれません。

実際この現状を実感できないかもしれませんが、それは長年の日本の福祉政策において、障がいのある方々とそうではない方々とを分け隔ててきた歴史が大きな要因だと思われます。
障がいのある子どもは特別支援学校、もしくは特別支援学級に組み入れられる為、接する機会が限られています。

欧米では、障がいのあるすべての子どもたちが、健常児と同様に学ぶことができる環境が法律で定められています。
また教育だけでなく、交通機関や公共機関へのアクセス、雇用や住居の機会均等が法律で守られており、世間一般では、当然のこととして認識されています。

日本においても、これまでの政策を改め、2016年4月に施行された障がい者差別解消法は、すべての国民が障がいの有無によって分け隔てられることなく、お互いの人格と個性を尊重し合いながら、共生する社会の実現を目標としています。
日常生活や社会生活における障がい者の活動を制限し、社会参加を制約している障壁を取り除くことが重要とされています。
また、国（厚生労働省）は、障がいのある方々を病院や入所施設から地域へ移行していくという目標を掲げ、少人数で生活するグループホームを整備し、地域社会での共生を目指しています。

障がいのある方々の多くも、病院や入所施設から出て、あるいは親元から離れて、地域の皆さまと同じように暮らしたいと望んでいます。
障がいがあっても地域で共に暮らすことは、人として当然の権利です。
グループホームは、個々の自立に寄り添い、必要な支援をしながら、数人の仲間と一緒に暮らす「かけがえのない住まい」です。
各行政機関も、グループホームの開設を促進し、障がい者の地域生活への移行の推進を図り、障がいがあったとしても、ひとりの人間として地域で共に暮らすことができるようサポート事業を行っています。
以上のような昨今の現状を鑑み、弊社は、”みんなが幸せに暮らせる「住まい」づくり”の企業理念のもと、障がい者にとって「かけがいのない住まい」であるグループホームの開設、事業展開に尽力してまいります。

企業理念

”みんなが幸せに暮らせる「住まい」づくり”

企業目的

「笑いの絶えない暮らしの追求」

会社概要